2024/05/14 22:57
だんだんと暖かさが安定し、塊根の動きが楽しい季節。パキポディウムといえば、ぽてっとよく肥えた現地球にやっぱり憧れるもので、お持ちの方も多いかと。最近では日本で種をまいて栽培された「実生株」も多く流通し、成長を楽しみたい方にはもってこいの可愛い株たちです。日本の環境下でも、しっかりと直射日光に当てることで負けず劣らず、立派なぽってり感のある株へと成長します。
一にも二にも「直射日光!」
昨年は暑くて暑くて、、管理も一苦労でしたがそんな中、カンカン照りで元気に育ったパキポディウムたち。
実生の株は小さくても環境に順応し、たくましいのを感じます。
扁平なフォルムが可愛いに尽きる、「ブレビカウレ」
気難しいともいわれますが、冬の間もよく日に当て、立ち上がりの水やりをいきなりドバっとやらなければ順調に育ってくれます。
実生グラキリス。いい感じにそれっぽくなってきたお気に入りの株。
こちらもいいサイズになった実生株。
ひょうたんのようなフォルムが可愛すぎる、こちらも大のお気に入り。
現地球のような荒々しさはないかもしれませんが、遜色ないたっぷりの魅力を放ちます。
ウィンゾリー
現地球は手に入りにくく、種も貴重なこの方。
赤い花は必見!もうすぐお花が見れそうです!
レウコキサンツム
扁平なフォルムと分岐して広がる感じがたまらなく可愛いくて大好きな株です。白い花も待ち遠しく、実生株の魅力がつまってます。ブレビカウレの葉よりも少し細長い感じ。
ようやく花を咲かせたエニグマチカム。
近年発見されたパキポとしてその花の大きさに注目の品種。他のパキポの花と比べてもやや淡く、大きい!
分岐したこっちに咲きましたね。こういうところも面白い。どっしりといい感じに育つ優秀な株です。
育てている感がわかって愛着が沸くんですょね、実生株は。夏の終わりにはきっと2回り、大きくなっているはず!
試行錯誤の上、日本でパキポディウムの実生が安定してきたことは本当に素晴らしいことです。
皆さんもぜひ、お気に入りのMy株を育ててみてください!